修士2年の笹本大樹さんの論文がJ. Phys. Soc. Jpn.に出版されました(J. Phys. Soc. Jpn. 93, 024704 (2024)).任意の格子系において,反強磁性ハイゼンベルク型で相互作用するS=1/2の量子スピン系に対して,Green関数の運動方程式の定式化とその解析方法を示した論文です.この手法は,短距離相関を記述でき,さらに高温で正確になるという特長があります.さまざまな系に適用することで,新たな展開が期待できます.
修士2年の笹本大樹さんの論文がJ. Phys. Soc. Jpn.に出版されました(J. Phys. Soc. Jpn. 93, 024704 (2024)).任意の格子系において,反強磁性ハイゼンベルク型で相互作用するS=1/2の量子スピン系に対して,Green関数の運動方程式の定式化とその解析方法を示した論文です.この手法は,短距離相関を記述でき,さらに高温で正確になるという特長があります.さまざまな系に適用することで,新たな展開が期待できます.